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Posted by 京つう運営事務局 at

2009年08月20日

猫の避暑

暑い日が続く。
8月だから仕方がないが、それでも暑いもんは暑い。
外を歩きたくない。
でも、そうも言っていられない。

なるべく涼しげな道を探して歩く。

今出川にある相国寺には緑が多く、日陰になっている箇所もあるので、気分だけでも清涼感を楽しむことができる。

それにしても暑い。
扇子を出して顔を煽ぐ。
一部の通行人にジロジロと見られた。やはりポロシャツと扇子はあまり合わないのか。

汗が噴き出る。扇子があまり役に立っていないようなのでしまう。

しばらく歩いていると、面白い光景に遭遇した。

猫が石灯籠の中に入って涼んでいる。

尻尾だけ出して・・・。
頭隠して、尻隠さず。
石灯籠の中の空間がちょうど良い大きさのスペースなので、落ち着けるのだろうか。

実家で飼っていた猫も、しょっちゅう尻尾だけ出して棚の下とかに隠れていた。

これが猫なりの避暑なのだろう。

しばらく見ていると、こちらに気づいて振り返り、僕の顔をジッと見つめてきた。

「ここは譲ってやんないぞ」と主張しているらしかったので、立ち去ることにした。


しばらく歩いたところにある自動販売機でサイダーを買おうとしたら、お金だけ取られて商品が出てこなかった。管理しているお店に電話をしたら、面倒くさそうな声をした男の人が出た。事情を説明したら「じゃあ、出るから待ってて」と言われ、しばらくすると面倒くさそうな顔をした中年男性がやって来た。

彼がお金を入れてボタンを押すと、嘘のようにサイダーが出てきた。
ゴトンという音が妙に鮮明に響いた。
男性に手渡されたサイダーを持って、僕はそこから歩き去った。


  


Posted by Tamo at 22:53Comments(2)京都散歩