2009年08月18日
紫蔵

叡山電鉄の茶山駅が最寄の駅。高原通りに出て少しだけ北に行くと目指す紫蔵である。水曜が定休らしいので、火曜日の今日を逃すと行くチャンスが一日遅れになってしまう。僕はあるところから頑張って歩いて行くことにした。ラーメンと健康という人生の2大テーマを追い求めると、やはり徒歩になってしまう。
ラーメン屋、というよりはお洒落な寿司屋といった趣の店である。
1時過ぎに到着。幸い並ばずに入れた。
こじんまりとした店内をのぞくと、とてもきれいに掃除が行き届いている感じで、好感が持てた。ラーメン店の中にはおいしいくても清潔さに無頓着なところがある。そのような中で、紫蔵は際立って美しい店である。

後乗せ型とは珍しい。
観察をするのも楽しいラーメンである。「へえ、この店はノリをこういう風に配置するのか」とか。
スープの濃さ、麺の固さ、脂の多さを決めることができる。スープはいつものクセで濃い目を頼み、少し自分の好みよりもしょっぱくなってしまったが、おいしかった。次に行く時は普通にしよう。太い麺とよく合う。これは固めで正解だった。50円増しで白ネギをつければ良かったかもしれない、などと隣の人の注文を見ながら思った。
チャーシューもいい味だった。よく行くラーメン屋台のチャーシューと似ている。僕はこのタイプの焼豚が好みである。一気に全部入れずに、ドンブリの中身と相談しながら一枚ずつ投入した。
おいしく、清潔で、接客もいい。メニューはラーメン以外にはビールくらいで、余計な物がないところもかっこいいと思った。自信を持って人にすすめられるラーメン店である。