2009年10月19日
ろうそく
週末は仕事で東京に行くはめになり、ようやく戻れた。
どうも向こうは苦手だ。

関東から戻ると、まっ先にに目につく京都的ランドマークはろうそくこと京都タワーである。
京都好きな人は、京都タワーを嫌うことが好きらしい。
そう、やつはすこぶる評判が悪い。別に悪いことはしていないのに。
僕の中でも、何か微妙な感じだ。
でも、京都に戻ってこのタワーを見ると、なんだかホッとするのである。
どうも向こうは苦手だ。

関東から戻ると、まっ先にに目につく京都的ランドマークはろうそくこと京都タワーである。
京都好きな人は、京都タワーを嫌うことが好きらしい。
そう、やつはすこぶる評判が悪い。別に悪いことはしていないのに。
僕の中でも、何か微妙な感じだ。
でも、京都に戻ってこのタワーを見ると、なんだかホッとするのである。
2009年10月11日
ダブルフィッシュ&チップス
昨日は何だかガッツリとフィッシュ&チップスを食べたい気分だったので、アンティシェンエに行った。
「フィッシュ&チップス2人前下さい」
と言ったら、マスターが「え?ダブルってこと?」と驚く。
そういえば、ここは1人前でもけっこうな量を出してくれるのだ。ただ、僕はお腹が空いていた。
「今までダブル頼んだ人おらんなぁ・・・」と言いながら、マスターは厨房へと向かった。
ギネスを飲みながら待つことしばし。
出てきたダブルフィッシュ&チップスは期待を裏切らない大きさだった。

あまりにも量が多かったので、他のお客さんもびっくりしていた。
「写真を撮っていいですか」という人もいた。
幸せな気分で食べた。量があるって素晴らしい。
「ラーメン日本一的なメニュー作って下さいよ」
というと、マスターが「やりたいなぁ」と言ってた。もしかしたら、何かすごいメニューを開発してくれるかもしれない。
「フィッシュ&チップス2人前下さい」
と言ったら、マスターが「え?ダブルってこと?」と驚く。
そういえば、ここは1人前でもけっこうな量を出してくれるのだ。ただ、僕はお腹が空いていた。
「今までダブル頼んだ人おらんなぁ・・・」と言いながら、マスターは厨房へと向かった。
ギネスを飲みながら待つことしばし。
出てきたダブルフィッシュ&チップスは期待を裏切らない大きさだった。

あまりにも量が多かったので、他のお客さんもびっくりしていた。
「写真を撮っていいですか」という人もいた。
幸せな気分で食べた。量があるって素晴らしい。
「ラーメン日本一的なメニュー作って下さいよ」
というと、マスターが「やりたいなぁ」と言ってた。もしかしたら、何かすごいメニューを開発してくれるかもしれない。
2009年10月10日
太七
千本鞍馬口の近くにある太七というラーメン屋さんは、気さくな女将が切り盛りしている家庭的なお店である。鶏がらベースのおいしいラーメンを食べることができる。昨日は久しぶりに行くことができた。

人気があるのは、きざみ肉ラーメンである。今回は大盛り(700円)を注文した。
太七には、かわいい看板猫のミイコがいたのだが、姿が見えないので女将に聞いてみた。
「ミイコ元気?」
すると「死んでもうてん。3月や」と言われた。
20歳だったという。長生きだ。
「大往生だ」というと「そうです。獣医さんも同じこと言わはってん。強い猫やいうて」

マイペースに散歩にでかける姿が微笑ましかった。
一時期、僕の携帯の待受画面はミイコだった。もう会えないのかと思うと寂しい。
僕はミイコのことを考えながらラーメンを食べた。

人気があるのは、きざみ肉ラーメンである。今回は大盛り(700円)を注文した。
太七には、かわいい看板猫のミイコがいたのだが、姿が見えないので女将に聞いてみた。
「ミイコ元気?」
すると「死んでもうてん。3月や」と言われた。
20歳だったという。長生きだ。
「大往生だ」というと「そうです。獣医さんも同じこと言わはってん。強い猫やいうて」

マイペースに散歩にでかける姿が微笑ましかった。
一時期、僕の携帯の待受画面はミイコだった。もう会えないのかと思うと寂しい。
僕はミイコのことを考えながらラーメンを食べた。
2009年10月06日
ちいふ
すき焼きラーメンという名前のラーメンが京都にはある。
押小路御池にある、ちいふというお店の看板メニューである。二条城の近くなので、分かりやすい。赤提灯が目印。今日は焼豚麺(800円)を注文した。
ここでは、生卵が一個無料で付く。それを小鉢の中に割り、特製のタレを好みに応じてたらし、よくまぜる。そして、それに麺や具を絡めて食べるというスタイルである。わざわざ「すき焼ラーメン」と注文せずとも、全てそのように食べれるのでご心配なく。
ラーメンはそのままだと、鶏がらベースのオーソドックスな醤油味である。スープは一見濃そうだが、あっさりしている。大学生の頃からちょくちょく寄っているお店だ。この素朴で飽きない味がいい。
よくメディアでも取り上げられる店で、以前オセロが司会をする番組にも出ていた。その回は変り種ラーメンが集まっており、店主がそれぞれ自分の一品をアピールして、ゲストの畑山則之に食べたいと思わせたラーメンが優勝という企画だった。
結局、イカ墨ラーメンに優勝を持って行かれたものの、ちいふの大将である高田さんは他の誰よりもテンションが高く、自己アピールにおける「畑山さ~んッ!」というはじけっぷりは文句なしの一位だった。
それはオセロや畑山を苦笑させ、コメントに困らせるほどであった・・・・・・。
高田さんは客が話をふると会話に乗ってくれる人ではあるが、穏やかでおっとりとした人という印象しかなかったので、僕にはそのはじけっぷりがとても意外だった。こんな一面があったのかと笑ってしまったのを覚えている。
今日行ったらずいぶんと物静かで、まったりとしたトーンで会話した。一度だけでもいいから、テンションの高い高田さんを生で見てみたいものだ。
押小路御池にある、ちいふというお店の看板メニューである。二条城の近くなので、分かりやすい。赤提灯が目印。今日は焼豚麺(800円)を注文した。

ラーメンはそのままだと、鶏がらベースのオーソドックスな醤油味である。スープは一見濃そうだが、あっさりしている。大学生の頃からちょくちょく寄っているお店だ。この素朴で飽きない味がいい。
よくメディアでも取り上げられる店で、以前オセロが司会をする番組にも出ていた。その回は変り種ラーメンが集まっており、店主がそれぞれ自分の一品をアピールして、ゲストの畑山則之に食べたいと思わせたラーメンが優勝という企画だった。
結局、イカ墨ラーメンに優勝を持って行かれたものの、ちいふの大将である高田さんは他の誰よりもテンションが高く、自己アピールにおける「畑山さ~んッ!」というはじけっぷりは文句なしの一位だった。
それはオセロや畑山を苦笑させ、コメントに困らせるほどであった・・・・・・。
高田さんは客が話をふると会話に乗ってくれる人ではあるが、穏やかでおっとりとした人という印象しかなかったので、僕にはそのはじけっぷりがとても意外だった。こんな一面があったのかと笑ってしまったのを覚えている。
今日行ったらずいぶんと物静かで、まったりとしたトーンで会話した。一度だけでもいいから、テンションの高い高田さんを生で見てみたいものだ。
2009年10月03日
散歩中に

朝の散歩は気持ちがいい。
そういえば、最近散歩をしているところを知人に目撃されることが多い。
先日も西院にある才という居酒屋で飲んでいたら、大将が声をかけてくれた。
「2~3週間ほど前に下鴨神社の付近歩いてなかった?」
はて、そうだったかいな。
記憶をたぐれば、確かに心当たりがある。
そうだ。しもがも坦々麺に限定メニューを食べに行った日だ。
ついでに神社を散歩したのだった。
「似とるなーと思いながら、遠かったし人違いかもしれんから声かけへんかったんやけど・・・」
聞けば大将は下鴨エリアにお住まいなのだそうだ。
下鴨から西院って、結構な通勤距離だなぁと思う。
というように、人から「あの時あそこにいたでしょ」といわれることが最近多い。
誰が見てるか分からない。色々と気をつけよう。
2009年10月02日
激辛マックス卵抜き
その夜、男の目は下鴨本通り沿いにあるひとつのバーを見据えていた。
バーというより、正確にはスコティッシュパブである。京都においてその名を轟かせるアンティシェンエに、実に個人的な任務を自らに課した男が入ろうとしていた。
作戦名ミッドナイト・スパイスと己の行動に適当な名をつけ、男はカウンター席に座った。
「何にしますか」というマスターの問いに、男は静かに答えた。
「ドライカレー」
「辛さは」
何年も前に約束されていたかのように、マスターが聞く。
男は間違えないよう、慎重に応じた。
「激辛マックス卵抜き」
一瞬の沈黙の後、「呪文をいってしまいましたね」とマスターがニヤリと笑った。
激辛マックス卵抜き。
アンティシェンエの超辛い物好きな常連さんがテイクアウトでオーダーするという一品である。この話を聞いた時、僕はそれよりも辛さが控えめのドライカレーを食べていたのだが(これもそれなりに辛かった)、そんなに辛いやつがあるのかと気になって仕方がなかった。
残念ながらドライカレーの写真はない。ただ、見た目は普通のドライカレーに鷹の爪が入っているだけといった感じだった。見た目に問題はない。むしろ、ありふれていて無害に見える。
問題は香りだ。
色々なスパイスをブレンドしたそれは、強烈な異国的芳香を漂わせている。辛いもの好きにはたまらないが、苦手ならそれは強力な武器となり、たちまちその人をKOするであろう。
「勝負ですね」と言いながらマスターがこちらをうかがった。
そう、勝負だ。
サムライは背を向けない。
一口食べる。
ンガッ!辛っ!!!!
写真はその時の心境を翌日である今日、後輩の泉(オス、メガネ、アニメ好き)に描かせたものである。たいていの辛さにはびくともしないこの僕が、すぐに認めてしまった。少しずつ汗が流れてきた。やがてそれは滝のようになっていく。
「なんなら、卵入れよか」とマスターが気遣ってくれたが、「いや、今日は勝負に来たので、あえて卵抜きで行きます」と返事をした。
一口、また一口、カレーは順調に減っていく。それに比例して汗の量が増え、口の中の感覚が鈍くなった。
「目がうつろですよ・・・」と隣の人に言われた。
そ、そんな心配はご無用。
どうにか半分まできた。マスターが醤油を少しだけ入れると甘味が出て、辛さが若干マイルドになると教えてくれたのでその通りにしてみると、あらホント。しかし、醤油作戦は少量だけで、再び勝負に戻った。ドライカレーを相手に命の取り合いをする。
半分ほど食べ終えたところで、近くの席にいる常連さんが「よければどうぞ」とお土産のお寿司を分けてくれた。
かたじけない。普通の米のありがたさ。
「今、砂漠でオアシスを見つけた気分でしょ」とマスターが人の気持ちを見透かしていうので、「もうお地蔵さんに見えます」とつい本音が出てしまった。
3分の2を食べ終える頃には、カレーはだいぶ冷めていたのだが、それでもフーフーしてしまう。口の感覚が熱いものを食べた時のようになっているので、ついそうしてしまうのだ。
しかし、僕はこの激辛ドライカレーを食破し、なんとか戦いに勝利した。
以前、アンティシェンエのドライカレーにおける最高度の辛さを食べた記録ホルダーは同店のメガネをかけた店員さんだという話を聞いた。「彼が食べたのに匹敵する辛さですよ」とマスターがいうので、「やった!」とガッツポーズを取ってしまった。
その店員さんが「@*#(スパイスの名前)入れた?」と聞くとマスターが「入れた入れた」と答えた。店員さんは「おー」と言っていたが、よほど辛いスパイスなのだろうか。
「ごちそうさまでしたー」と店を出る僕に、マスターが「お疲れ様でしたー」と声をかけてくれた。
「ここから帰るお客さんにお疲れ様でしたなんて、俺初めていうたわ」
僕も初めて言われた。
とにかく、ひとつの大きな戦いを終えた満足感を僕は味わっていた。
でも、夜中に食べるものじゃないな、コレ。
バーというより、正確にはスコティッシュパブである。京都においてその名を轟かせるアンティシェンエに、実に個人的な任務を自らに課した男が入ろうとしていた。
作戦名ミッドナイト・スパイスと己の行動に適当な名をつけ、男はカウンター席に座った。
「何にしますか」というマスターの問いに、男は静かに答えた。
「ドライカレー」
「辛さは」
何年も前に約束されていたかのように、マスターが聞く。
男は間違えないよう、慎重に応じた。
「激辛マックス卵抜き」
一瞬の沈黙の後、「呪文をいってしまいましたね」とマスターがニヤリと笑った。
激辛マックス卵抜き。
アンティシェンエの超辛い物好きな常連さんがテイクアウトでオーダーするという一品である。この話を聞いた時、僕はそれよりも辛さが控えめのドライカレーを食べていたのだが(これもそれなりに辛かった)、そんなに辛いやつがあるのかと気になって仕方がなかった。
残念ながらドライカレーの写真はない。ただ、見た目は普通のドライカレーに鷹の爪が入っているだけといった感じだった。見た目に問題はない。むしろ、ありふれていて無害に見える。
問題は香りだ。
色々なスパイスをブレンドしたそれは、強烈な異国的芳香を漂わせている。辛いもの好きにはたまらないが、苦手ならそれは強力な武器となり、たちまちその人をKOするであろう。
「勝負ですね」と言いながらマスターがこちらをうかがった。
そう、勝負だ。
サムライは背を向けない。

ンガッ!辛っ!!!!
写真はその時の心境を翌日である今日、後輩の泉(オス、メガネ、アニメ好き)に描かせたものである。たいていの辛さにはびくともしないこの僕が、すぐに認めてしまった。少しずつ汗が流れてきた。やがてそれは滝のようになっていく。
「なんなら、卵入れよか」とマスターが気遣ってくれたが、「いや、今日は勝負に来たので、あえて卵抜きで行きます」と返事をした。
一口、また一口、カレーは順調に減っていく。それに比例して汗の量が増え、口の中の感覚が鈍くなった。
「目がうつろですよ・・・」と隣の人に言われた。
そ、そんな心配はご無用。
どうにか半分まできた。マスターが醤油を少しだけ入れると甘味が出て、辛さが若干マイルドになると教えてくれたのでその通りにしてみると、あらホント。しかし、醤油作戦は少量だけで、再び勝負に戻った。ドライカレーを相手に命の取り合いをする。
半分ほど食べ終えたところで、近くの席にいる常連さんが「よければどうぞ」とお土産のお寿司を分けてくれた。
かたじけない。普通の米のありがたさ。
「今、砂漠でオアシスを見つけた気分でしょ」とマスターが人の気持ちを見透かしていうので、「もうお地蔵さんに見えます」とつい本音が出てしまった。
3分の2を食べ終える頃には、カレーはだいぶ冷めていたのだが、それでもフーフーしてしまう。口の感覚が熱いものを食べた時のようになっているので、ついそうしてしまうのだ。
しかし、僕はこの激辛ドライカレーを食破し、なんとか戦いに勝利した。
以前、アンティシェンエのドライカレーにおける最高度の辛さを食べた記録ホルダーは同店のメガネをかけた店員さんだという話を聞いた。「彼が食べたのに匹敵する辛さですよ」とマスターがいうので、「やった!」とガッツポーズを取ってしまった。
その店員さんが「@*#(スパイスの名前)入れた?」と聞くとマスターが「入れた入れた」と答えた。店員さんは「おー」と言っていたが、よほど辛いスパイスなのだろうか。
「ごちそうさまでしたー」と店を出る僕に、マスターが「お疲れ様でしたー」と声をかけてくれた。
「ここから帰るお客さんにお疲れ様でしたなんて、俺初めていうたわ」
僕も初めて言われた。
とにかく、ひとつの大きな戦いを終えた満足感を僕は味わっていた。
でも、夜中に食べるものじゃないな、コレ。