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Posted by 京つう運営事務局 at

2010年03月04日

犯人に告ぐ

先日、四条大宮にあるお気に入りの立ち呑み居酒屋「てら」で飲んでいた。店じまいの時間を過ぎていたので帰ろうと思い、てらの入っている新宿会館の通路にとめていた自転車を動かそうとした時、異変に気付いた。

後輪の空気が抜けていたのである。

「パンク?」と思ったがそうではなかった。タイヤの空気を保持するムシと呼ばれる部分がまるごとなくなっていたのだ。

誰かがねじねじと止め具を外さないとこんなことは起きない。

むくむくと芽生える殺意。僕の家は四条大宮からメチャクチャ遠いのである。どうやらこの度めでたく、自転車を我が家まで押して帰ることになったらしいので、ショックとか怒りとか、その辺の感情を何段階か気前よく省略して、すい〜っと殺意である。殺意に一名様をご案内である。これほど僕が置かれた状況にマッチする感情は見当たらなかった。

こんな時どうすればいいのだろう。車はパーツが盗まれても盗難扱いだ。チャリもそうなのだろうか。いやでもムシだしなあ。普通に耳の穴とかに収納できるサイズだし、警察は動いてくれないだろうな。それに、最近警察で嫌な思いをしたし…。

去年の11月、某マンガミュージアム横にある交番に、あることを相談しに行った。刑事と民事のギリギリのところっぽいビミョーなラインの問題で、もし民事なら警察以外の役所でどこが僕の抱えていた問題を取り扱っているかを聞きたかったのである。しかし、担当のお巡りさんは「104に電話すれば。104だよ、104」と104を繰り返したのであった。

何が104だよ、って思った。110番の存在意義をそこまで全力で否定しなくたっていいじゃないか。

以来、その警官のことはミスター104と呼んでいる。本当にお粗末な警察官がいたものだ。マンガミュージアムの隣にある交番に勤務しているから、対応のレベルも立地にふさわしい水準にしようと日夜努力しているのだろうか。そうだとしたら、随分といい線行ってるカンジだった。ミスター104はそういう所で律儀な性格なのかもしれない。これからもその調子で頑張ってくれ。

というようなことがあり、僕の警察に対する信頼は近年まれにみるくらい落ちている。

頑張ってチャリを押して帰った。おのれ、犯人のヤツ、見付けたらいけ造りにしてやりたい。

昨日、てらのご主人であるてらさんにその話をしたら、「僕もやられたことあるんですよ」とのこと。何でも二回やられたらしい。

「最近はないんですけど…」

もしかしたら犯人は会館の店の客かもしれない。もし犯人を見付けたら、もうそれこそ老若男女問わず、それなりにスジを通させてもらうつもりだ。

  


Posted by Tamo at 02:59Comments(0)京都のあれこれ