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Posted by 京つう運営事務局 at

2010年03月15日

いの田という串焼屋で

出町柳商店街に、いの田という串焼屋がある。

何回か行った程度だが、酒の品揃えはなかなか良いし、焼き鳥などの味もおいしかったので、僕はいの田を良い店だと思っていた。

しかし、今日その評価を変えることがあった。

後輩の泉(オス、メガネ、アニメ好き)に誘われ、僕は久しぶりにいの田の暖簾をくぐった。

テーブル席に座ろうとしたら、無愛想な研修中のバイト君に「二人ならカウンターでお願いします」と言われたが、その程度なら全然構わない(その後すぐ別の店員が出てきて、「テーブルでも結構です」と慌てて言った)。

腹が立ったのは注文してからである。僕と泉はビールの大ジョッキを頼み、その後に焼鳥を4種類ずつ、合計8本注文した。

ビールをちびちび飲みながら、僕らは会話をしつつ、焼鳥を待った。

40分が経過した。
焼鳥は1本も来なかった。
40分である。
ビールは終わりかけていた。

いくら何でも遅すぎる。
しびれを切らして、焼鳥8本はどうなっているのかを店員の一人に聞いた。

すると、一気に客が入ったので、なかなか焼けなかったが、今準備していると言われた。

僕と泉が入った時、客は僕たち以外に4人いた。そして僕たちが注文した約15分後、新たに2人が、そして少しして1人が入ってきた。その間に、もともといた客が2人出て行った。

そんなにいっぺんに入ってないじゃないか。

しかも、その後に言われたこともどうかと思った。

「すぐにお出しできるメニューもございますが、何かお聞きしましょうか」

40分も待たされて、こっちとしては腹が立っているので一刻も早く店を出たいと思っていた。しかし、「今準備している」と言われて仕方なく座っていたのだ。そのような気分の時に「すぐ出せるものもあるので注文するか」と言われたら、その数倍腹が立つというものだ。

そこから待つこと10分近く、3回に分けて焼鳥が運ばれてきた。もうビールはとっくになくなっていて(軽く飲むだけのつもりだったので、この1杯と焼鳥だけで帰る予定だった)、新たに日本酒を注文した。

ひょっとしてこれは、ワンドリンク以上飲ませるための作戦だったのだろうか?充分ありうる話だ。そういう飲み屋があっても不思議ではない。

気分が悪かったので、以前はおいしいと思った焼鳥をまずく感じた。

僕をいの田に誘った泉は責任を感じたらしく、「本当にすみません、こんなに待たされるなんて…」となんべんも謝っていたが、もちろん彼のせいではない。

酒を飲み終り、ようやく店を出た時に大将が大声で実にいい挨拶をしてきた。普段なら絶対「ごちそうさまでした」と言うのだが、その罪悪感が全くなさそうな挨拶を聞いて返事をする気にもなれなかった。

久々にまずい酒を飲んだ。  


Posted by Tamo at 00:48Comments(2)酒と肴