京つう

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Posted by 京つう運営事務局 at

2011年09月25日

Wings of Gyoza

アンティシェンエと王将のコラボレーション企画(勝手に)。



綺麗な焼き具合。店中においしそうな香りが漂っている(現在進行形)。

ここが餃子屋なのか、カレー屋なのか、イタリア料理店なのか、ステーキハウスなのか、ラーメン屋なのか、だんだん分からなくなってきたぞ(笑)

  


Posted by Tamo at 01:49Comments(0)酒と肴

2010年03月15日

いの田という串焼屋で

出町柳商店街に、いの田という串焼屋がある。

何回か行った程度だが、酒の品揃えはなかなか良いし、焼き鳥などの味もおいしかったので、僕はいの田を良い店だと思っていた。

しかし、今日その評価を変えることがあった。

後輩の泉(オス、メガネ、アニメ好き)に誘われ、僕は久しぶりにいの田の暖簾をくぐった。

テーブル席に座ろうとしたら、無愛想な研修中のバイト君に「二人ならカウンターでお願いします」と言われたが、その程度なら全然構わない(その後すぐ別の店員が出てきて、「テーブルでも結構です」と慌てて言った)。

腹が立ったのは注文してからである。僕と泉はビールの大ジョッキを頼み、その後に焼鳥を4種類ずつ、合計8本注文した。

ビールをちびちび飲みながら、僕らは会話をしつつ、焼鳥を待った。

40分が経過した。
焼鳥は1本も来なかった。
40分である。
ビールは終わりかけていた。

いくら何でも遅すぎる。
しびれを切らして、焼鳥8本はどうなっているのかを店員の一人に聞いた。

すると、一気に客が入ったので、なかなか焼けなかったが、今準備していると言われた。

僕と泉が入った時、客は僕たち以外に4人いた。そして僕たちが注文した約15分後、新たに2人が、そして少しして1人が入ってきた。その間に、もともといた客が2人出て行った。

そんなにいっぺんに入ってないじゃないか。

しかも、その後に言われたこともどうかと思った。

「すぐにお出しできるメニューもございますが、何かお聞きしましょうか」

40分も待たされて、こっちとしては腹が立っているので一刻も早く店を出たいと思っていた。しかし、「今準備している」と言われて仕方なく座っていたのだ。そのような気分の時に「すぐ出せるものもあるので注文するか」と言われたら、その数倍腹が立つというものだ。

そこから待つこと10分近く、3回に分けて焼鳥が運ばれてきた。もうビールはとっくになくなっていて(軽く飲むだけのつもりだったので、この1杯と焼鳥だけで帰る予定だった)、新たに日本酒を注文した。

ひょっとしてこれは、ワンドリンク以上飲ませるための作戦だったのだろうか?充分ありうる話だ。そういう飲み屋があっても不思議ではない。

気分が悪かったので、以前はおいしいと思った焼鳥をまずく感じた。

僕をいの田に誘った泉は責任を感じたらしく、「本当にすみません、こんなに待たされるなんて…」となんべんも謝っていたが、もちろん彼のせいではない。

酒を飲み終り、ようやく店を出た時に大将が大声で実にいい挨拶をしてきた。普段なら絶対「ごちそうさまでした」と言うのだが、その罪悪感が全くなさそうな挨拶を聞いて返事をする気にもなれなかった。

久々にまずい酒を飲んだ。  


Posted by Tamo at 00:48Comments(2)酒と肴

2010年01月31日

ISLAND PARLOR

これはISLAND PARLORという先斗町のバーについての、最初で最後の記事になるだろう。三条から先斗町に入り、少しいったところにあるエメラルド・ビルの4階(2階にはおいしいブラジル料理店がある)に入っていたお店だ。

朝の5時まで営業していた同店に、僕は時々立ち寄って、気分次第でギネスやラフロイグなんかを飲み分けていた。店にはカウンターとテーブル、そして川床を思わせる外の席(鴨川を見る事ができた)があり、雰囲気もよかった。

それが1月30日に閉店してしまったのである。
昨日行くと、最終日ということもあってか、大勢で賑わっていた。色んな時間帯の常連客が集中している感じで、店長のTさんは忙しそうにされていた。

明るい店長さんで、お話をするのが楽しかった。カウンターで眠ってしまった時も、店じまいの時間まで眠らせてくれたことがある(迷惑な客)。

ゆっくりご挨拶がしたかったが、バタバタされていたのでできなかった。残念である。

せめてここに、素敵なお店のひとつの記録を残しておこう。

先斗町にとあるバーがあった。ギネスからコアなウィスキーまで、色々な飲み物があり、鉄板焼きまでメニューにあった素敵な場所だった。店長さんは気持ちのいい挨拶と元気のいい接客で迎えてくれて、時として酔いつぶれてしまう僕みたいな迷惑な客にも優しくしてくれた。朝の5時までやっていて、僕のようなのんべえには、最後の砦だった。

いい店だった。
ISLAND PARLORに乾杯。


  


Posted by Tamo at 22:39Comments(3)酒と肴

2010年01月26日

幸せな組み合わせ


四条大宮の立ち飲み屋「てら」にて先週撮影。
日本酒と焼き鳥というのは、つくづく幸せな組み合わせだ。

この日のてらは珍しく空いていて、客が僕一人という時間もあった。



「静かやね」
とご主人のてらさんがぽつり。

僕はこういうガランとした店が好きなので楽しく飲んだが、当然てらさん
からすれば、もっと人が入った方がいいに決まっている。考えが100%
一致するのは難しいものだ。多分、客の中には、大勢で賑わっている
店内の方が好きな人もいるのだろう。これは店側が望んでいることと
一致している。これもまた日本酒と焼き鳥同様、幸せな組み合わせだ。  


Posted by Tamo at 19:50Comments(0)酒と肴

2009年12月23日

才と藤

阪急西院駅近くにある折鶴会館は、京都ではよく知られている飲みスポットである。
中でも有名な才というお店(焼き鳥、おでん、卵サラダ、マグロの中落ちがおいしい)と、その隣の藤というホルモン居酒屋(レバ刺とホソがたまらない)にはしばしばお邪魔している。才の大将と藤の女将はご夫婦である。お店の名前は、名字の才藤を一文字ずつ分けていらっしゃるとか。

写真は藤でホルモンを焼いている様子。
こんな風に、網の上で自分で焼くのだが、うまくいかない場合もある。そんな時は、女将がアシストしてくれる。僕は藤の女将にホルモンの焼き方を教えてもらった。それまでは我流でやっていたのだが、コツを伝授してもらってからはそこそこ上手に焼けるようになった。女将にはとても感謝している。
その藤が才と合併するということを、才の大将が教えてくれた。両店の間にある壁を取り壊し、大きなひとつのお店にするのだという。


「じゃあ、お店の名前は才藤にするんですか?」と尋ねると、才の大将は「いや、才で統一するんです」と教えてくれた。名前を変えたら色々と煩雑な手続きがあるが、才のままでいけば余計な手間が省けるのだという。なるほど。

藤の「自分で網で焼く」スタイルはなくなってしまうらしい。少し寂しいが、店の規模が大きくなれば、その分賑やかになるのだろう。

新しい才を楽しみにしたい。

  


Posted by Tamo at 18:45Comments(0)酒と肴

2009年10月11日

ダブルフィッシュ&チップス

昨日は何だかガッツリとフィッシュ&チップスを食べたい気分だったので、アンティシェンエに行った。
「フィッシュ&チップス2人前下さい」
と言ったら、マスターが「え?ダブルってこと?」と驚く。
そういえば、ここは1人前でもけっこうな量を出してくれるのだ。ただ、僕はお腹が空いていた。
「今までダブル頼んだ人おらんなぁ・・・」と言いながら、マスターは厨房へと向かった。

ギネスを飲みながら待つことしばし。
出てきたダブルフィッシュ&チップスは期待を裏切らない大きさだった。



あまりにも量が多かったので、他のお客さんもびっくりしていた。
「写真を撮っていいですか」という人もいた。

幸せな気分で食べた。量があるって素晴らしい。

「ラーメン日本一的なメニュー作って下さいよ」
というと、マスターが「やりたいなぁ」と言ってた。もしかしたら、何かすごいメニューを開発してくれるかもしれない。



  


Posted by Tamo at 20:13Comments(0)酒と肴

2009年09月28日

Bye-Bye BOWMORE 1968

下鴨神社の近くにあるアンティシェンエというスコティッシュパブには実に様々なウィスキーが置いてある。とにかく驚くほど種類が豊富だ。試しに一杯注文すると、マスターがそのウィスキーにまつわる興味深い話を聞かせてくれる。それぞれのウィスキーにいきいきとした物語があることを、僕はこのパブで学んだ。

今日は運のいい日だった。近くの席で飲んでいた紳士と淑女が、珍しいウィスキーを次々と注文していたのだが、それぞれを少しだけ僕にも分けてくれたのである。どれもこれもウィスキー入門の僕にとり、とても贅沢なものだった。普段100円ショップの包丁を使用している人間が、背伸びをして菊一文字の包丁に手を出すようなものである。ちょっとだけウィスキーにすまない気持ちになった。

特にマスターが「これいいですよ」と出したのが、写真のボウモアだった。これはとても価値があるらしい。ちょうど一杯分しかなく、例の紳士淑女がオーダーした。ボトルはマスターの「ボトルコレクション」の仲間入りを果たした。そして「そんなに珍しい物ならぜひ写真に撮ろう」と思い撮ったのがこの写真である。マスターに「男前に撮ってあげてね」と言われて頑張った。中身は空っぽだが、一滴くらいは残っていたかもしれない。ラベルがかっこいい。

紳士淑女は僕にもボウモアを少し勧めてくれた。とても香りがよく、口の中で豊かな風味が広がり、飲んだ後の収まり具合もちょうど良かった。

ただ少し残念なことに、僕はボウモアをいただく前に同店の激辛ドライカレーを食べていたのである。アンティシェンエのドライカレーは辛さを選べるので、辛いもの好きの僕は「死んだ方がマシ的な辛さでお願いします」と注文した。実際出てきたカレーはかなり辛かった。もっと辛くても良かったけど、「おいしさが分かる辛さのボーダーライン的なところ」とマスターが言ったように、確かにそんなラインの辛さで、汗がすぐに出てきた。そしてとてもおいしかった。真ん中に乗った卵が素敵だった。

ちなみに、このカレーをしょっちゅう食べるお医者さんがいるらしく、その人は「激辛マックス卵抜き」と注文するらしい。それいいなあと思った。次はそう注文してみよう。でも卵が好きなので、これは抜くことができない。

もうひとつのアンティシェンエにまつわるトリビア。激辛カレーの最高度の辛さを食べた記録ホルダーは、同店のメガネをかけた店員さんである。ゆくゆくは僕もその辛さに挑戦するつもりだ。

とまあ、そんな辛いカレーを食べて口の中が少しマヒしている状態で、上等なウィスキーを僕は飲んだのであるが、振り返ると大変もったいないことをしたという反省しか浮かんでこない。おいしいのは分かった。これは本当である。けれども普通の状態の舌で味わいたかった。

それはさて置き、アンティシェンエで飲みながらマスターやウィスキーに詳しい人たちの話を聞いているうちに、ウィスキーについて深く知りたい欲求がむくむくと大きくなってきた。

やばい。虜になりつつある。

  


Posted by Tamo at 02:23Comments(0)酒と肴

2009年09月20日

アンティシェンエ

an tigh seinnse (アンティシェンエ)というスコティッシュパブの話を聞いたのは今年の1月、五条にあるシェリーバーKAOで飲んでいる時だった。フレンドリーな客たちと店員のMさんが、下鴨神社近くにある大人気の店のことを教えてくれたのだ。

「絶対好きになると思うよ」と一人の女性が言った。「お兄さん、なんかアンティ顔だし」

アンティ顔ってどんな顔だ?と思いながら、僕はそのスコティッシュパブが気になって仕方なかった。
それから、何度か入店を試みるべく様子を見に行ったものの、いつも満席状態であり、僕のささやかな試みは毎回失敗に終わった。

こういう人気店に潜り込むには開店直後を狙うのがセオリーである。1月にKAOで聞いた話では、5時には開いているとのことだった(そこで話した常連さんたちは、皆正確な開店時間を知らなかったのだ)。

最近読んだ『定番にしたい異国料理店』(小山晶之著)という、「今年の秋は読書も食欲も我慢したくない」って人にぴったりの一石二鳥的な本に、アンティシェンエは16時から26時まで(定休日は月曜)と書かれていたので、4時ちょうどに行ってみた。しかし、閉まっている。

「あれ?17時なのかな?」
一時間後、再び行ってみた。果たしてアンティシェンエは開いていた。カウンターにはすでに一人いた。

ところが入ろうとするとその人に「あ、すいません、もうちょっと遅くからなんですよ」と言われた。後でこの男性がマスターだと分かった。17時30分からだというので(今日はたまたま遅くなったらしい。マスターがだんじり祭りに行っていたからだ)、あちこちをブラブラ散歩して再度行ってみた。17時35分。カウンターにはすでに外国人の紳士がいた。

ギネスとフィッシュ&チップスを注文する。出てきたフィッシュ&チップスを見て、魚の大きさと全体的な量にテンションが上がる。

「大きいでしょ」とマスターが誇らしげに言うだけのことはある。

写真を撮ってもいいか尋ねると「どうぞ。上手に撮ってね」という返事。気さくな人である。
「味付け薄いんで、お好みで塩とビネガーをかけて下さい」


ビネガーをドバドバかけた。うまい。幸せ。

カウンターの一番奥の席に座った僕の前には、大きな合鴨ロースがあり、誘惑してくる。ウィスキーと一緒にいただく。合鴨はウキウキするほどデカイ。マッシュポテトとマスタードが一緒についてきた。

「マスタードいっぱいつけて下さい」
大きめに鴨を切って、マスタードをたっぷりつけて食べる。
「じゃあ、この塊を一気に食べちゃいます」
「うわっ、贅沢やな」
「一回これくらいをいっぺんに頬張りたかったんですよ」
バクッといく。鴨のうまみが広がった。口の中はもはや鴨川である。
「大きいのを出してるのは、ナイフを入れた時に鴨の油がジュワッと出るからなんです。その油が美味しいんですよ」
ハンバーグの肉汁みたいに出てきた油はマッシュポテトにつけると美味しいと言われた。一口食べて本当にうまかったので、僕はせっせと油を出してマッシュポテトにふりかけた。

「裏技的な食べ方なんですけど」と前置きして、マスターがさらなる美味しい食べ方を伝授してくれた。
ウィスキーをほんのちょっと(指につけて落とすよりも気持ち多め)鴨の油にたらし、その中に肉をつけて食べるやり方だ。目から鱗の技である。そんな楽しみ方もあるのか。

料理に夢中になっていると、マスターが酒に関する面白い話を始めた。原始的な酒の形態、昔の酒のアルコール度数、錬金術と酒の関係、などなど。僕より先に来ていた外国人の常連さん(宗教社会学者らしい)と3人での会話が面白くなってしまい、サザエさんのエンディングテーマが終わったら帰るつもりだったが何だか中座するのがもったいなくなってしまった。結局追加で2杯注文して(ギネスとマッカラン)9時まで楽しく贅沢に過ごした。

マスターは物知りで話が面白いし、酒とフードはうまいし、壁には吉田君(鹿の頭)が飾られているし、マッコリや焼酎もある。なるほど、1月に言われた通りだ。これは好きにならない方がおかしい。
  


Posted by Tamo at 22:42Comments(6)酒と肴

2009年09月17日

創作居食屋en

堀川北山にある創作居食屋en。以前に同店ブログの管理人の方が、このブログにコメントを下さった。気になりながら、なかなか行く事ができなかったが、今日ようやくお邪魔できた。

お店の前のボードには、今だけ生中が250円という胸踊る言葉が書かれていた(まあ今日はほどほどにするつもりだったけど)。

一人なのにテーブル席に座らせてもらえた。嬉しい。ビールを注文したら、「サービスです」と小皿が出てきた。ありがたい。

ブログで写真を見たことがあるので、「へえ、これが本物かぁ」とキョロキョロしてしまった。

今日は生中3杯と日本酒を1杯。アテはピリ辛軟骨と鶏の鉄板焼きだった(写真の料理がそれです)。

鉄板焼きが出てきた時の食欲をそそるシズルはすごかった。帰りに、メンバーズカードをもらった。これを持っていれば、会計は10%オフだとか。

これまで堀川北山には、ラーメン日本一目当てだけにわざわざ行っていた。しかしenができたので、もうひとつこのエリアに行く理由が増えた。  


Posted by Tamo at 00:17Comments(0)酒と肴

2009年09月09日

鳥翔

鳥翔(とりしょう)は四条大宮駅近くに最近できた居酒屋である。立ち飲み屋のてらが入っている新宿会館からすぐの場所で、錦からも行けるし、大宮通りからも入れるが、どちらかと言えば看板がすぐ見える錦から行った方が分かりやすい。昨日、西院の才と藤で飲んだ後、ふらりと寄ってみた。

ここは女将であるトモさんと息子さん(若大将とでも呼ぼうか)がやっている小さくてとても落ち着けるお店だ。隅々まで掃除が行き届いていて、居心地がいい。

生中500円、瓶ビール600円、焼き鳥一本150円から。その他にもお造りなどの魚系メニューもある。付き出しは女将の手作りのお惣菜で、昨日はほうれん草のゴマあえだった。ほうれん草の新鮮な味とゴマの風味がバランス良くまとまっていておいしかった。

トモさんは以前、近くの新宿会館内にあったスナック阿蘇(てらの向かい)の女将であった。ある日、そろそろ店じまいという時間のてらで飲んでいたら女将が入ってきて、そこで話したのが縁で僕は阿蘇に出入りするようになった。正直、20代の人間が入ってもいいような場所に見えず、おそるおそるドアを開けたが、トモさんが「おー、よう来たな」と歓迎してくれた。行くたびに店のカラオケで「男はつらいよ」を調子に乗って歌った。客の思い通りにはならない接客と女将の料理が楽しみだった。

そんな女将と、若大将の新しいお店が鳥翔である。暖簾をくぐると、「おー、よう来たな」と迎えてくれた。なんだか、地元の祖母の家を訪ねた気分になる。

飲んでいると女将が「シメにマツタケご飯食べるか?」と言ってくれた。何とも心と食指の動く言葉である。豆腐の吸物もつけてくれた。

「日本のマツタケじゃないけどな」ということだが、季節のものを食べれるのは嬉しい。丁寧に作られた事が伝わってくる、おいしいご飯だった。贅沢なシメである。今年になって初めて秋を感じることができた。
  


Posted by Tamo at 18:51Comments(0)酒と肴

2009年09月08日

才は阪急西院駅近くの折鶴会館内にある立ち飲み居酒屋である。京都の飲み手の間では有名なお店で、連日客で賑わっている。5時開店だが、1時間もすると満員だ。ドラマにも登場したことがある。
僕がよく行く、四条大宮の立ち飲み居酒屋てらのご主人てらさんは、かつてここで修行されていた。だから才のご主人はてらさんにとり師匠に当たる。てらで飲んでいると、才の話題がよく出たりするのは、そんな関係があるからだ。そこから同店に興味を持ち、時々お邪魔している。


大きな仕事が終わり、ちょっとノンビリしている。つかの間の命の洗濯は、飲んべえならば酒でするものだ。こんな時、才は理想的な洗い場となる。

酒の値段設定は良心的で、アテは豊富だ。しかもこちらも懐に優しい値段である。

ここの卵サラダは「早い・安い・うまい」という三拍子がそのまんま揃った名品だし、焼き鳥もうまい。マグロの中落ちも人気がある。

京都には才やてらをはじめ、魅力に溢れた立ち飲み居酒屋が多い。  


Posted by Tamo at 18:34Comments(0)酒と肴

2009年09月04日

串の一休

三条木屋町にある串の一休という居酒屋は串焼きホルモンがおいしいお店だ。後輩の泉(オス、メガネ、アニメ好き)と行ってきた。お店の前で従業員のお姉ちゃんが「いかがですかっ」と元気よく誘ってくれたので、「ここに来るつもりでした」と言いながら暖簾をくぐる。

今、開店2周年のキャンペーンをやっていて、枝豆とピリ辛きゅうりが食べ放題なのが嬉しい。店の中央にある立飲みスペースに置いてあるプレートから取れる。

まずは生中(500)を頼んで、無料枝豆ときゅうりをつつく。メインを待つ間の軽い準備運動といったところである。

ジョッキが空になった頃に、頼んでいた焼きチレ(すい臓)とフク(肺)が来た。一本150円という懐に優しい値段。僕はこの柔らかいチレが大好きで、毎回注文している(泉が撮影)。

ホルモンを食べたらマッコリが飲みたくなる。普段は一杯500円だが、今は300円で飲めるとのこと。
「たくさん飲まはるんやったら、5合で1500円でお出ししてますんで」と店員さんが教えてくれた。それは男としていっとかねば。

目の前にちょっと贅沢な光景が広がった。こんな時、テンションがあがってついニヤけてしまう。
泉が気をきかせて、どこかから一味を取ってきた。くるしゅうない、ホルモンにふりかけよ(手洗いに行っている間に、勝手にピリ辛きゅうりにかけられたりもした。怒ってないよ、全然)。


5合のマッコリは二人で飲むと、あっという間に終わってしまった。もう5合頼もうとしたら「黒豆のマッコリもありますよ」とのこと。普通のよりも香ばしい風味があるらしい。値段は同じ。迷わず注文。色は少しだけ黒みがかっていた。アーモンドみたいな風味があっておいしい。

ホルモンを追加注文してしまう。「上手だな〜」と思ってしまった。





帰りに大将(別の店員さんが教えてくれたところによれば今は違うらしい。他にもお仕事をお持ちなので、そちらがお忙しいのだろうか…。でも他に呼び方を知らないので大将にしておく)と少しだけ会話。すっかりご無沙汰してしまっていたことをお詫びした。忘れているかなと思っていたら、覚えてくださっていた。びっくりである。飲食の人の客に関する記憶力にはしばしば驚かされる。

前にも、二ヶ月ほど時間を空けてふらりと一休に入ったら、この大将が「どうも、お久しぶりです」と声をかけてくれたのだ。よく覚えてましたねというと「前に来て頂いた時に、お客さんがすごく美味しそうに飲まれてたんで、印象に残ってたんです」と言われた。飲んべえとして、そう言われるのは嬉しいような、恥ずかしいような…。

またお邪魔します。  


Posted by Tamo at 01:32Comments(0)酒と肴

2009年08月08日

男は飲んだ後、あじとに向かった

「ええ天気過ぎるやろ・・・」
部屋のドアを開けて思わず関西弁でつぶやいてしまった。この日光は二日酔いの体にこたえる。

昨日はひとつ大きな仕事が片付いて、久しぶりに外で飲んでいた。しかもハシゴ酒である。


一軒目は元田中にあるタコス屋のタケリア・パチャンガ。ここは平日の2時から6時まで、ビールが390円なのだ。この時間帯をハッピーアワーという。まことにハッピーなネーミングである。
僕のお気に入りはブラジル風ソーセージ。大きくて食べごたえがあり、とてもおいしい。

これをアテに、ライム入りコロナをちびちびと飲んだ。僕の大好きな時間である。パチャンガに行くといつもこのソーセージの大を注文する。4本で1000円。良心的だと思う。

そういえば、僕はこの店をずっと「ラテン酒場」と呼んでいた。ここに来る時はたいてい飲んで帰るからだが、正確にはタコス屋さんなのである。タコライスもおいしい。



二軒目は四条大宮にある立ち飲み居酒屋てらに行った。僕はこの店が大好きでよく利用している。安くてうまい、素晴らしい居酒屋である。

毎週行っていたのだが、ここ最近忙しくて、実に3週間ぶりだった。ご主人のてらさんが「お久しぶりですね」と言ってくれた。

てらさんはパパイヤ鈴木に似ている。髪型はもじゃもじゃではないけど。

僕はテレビを持っていないので、ニュースとかはこの店で見ている。酒井法子がいつの間にか容疑者になっていた。2009年は大きな出来事が立て続けに起きている。GMの経営破綻、KJ法の考案者である川喜田二郎先生の死、そして容疑者・酒井法子・・・。まだ30代だったとは。意外と若いんだなと思った。


3軒目は五条にあるシェリーバーKAOに行った。ここで飲むのは久々である。KAOは日によって店の人が違う。僕は日曜の客だったので金曜はどんな人がやっているのかとちょっとビビりながら店のドアを開けた。

いつも飲んでいるドン・ホセとコントラバディスタを注文した。二杯目にさしかかって急に眠くなり、ウトウトしながらシェリーを飲んだ。KAOの椅子は座り心地がいいのか、たまに寝てしまう。お店の人(カメラマンなのだそうだ)に寝ながら飲む姿を笑われてしまった。お恥ずかしい。

KAOでは下向きTHEダイヤモンドというフリーペーパーを読むのが楽しみのひとつだった。しかし、なんと休刊するのだという。ショックである。2009年は色々な出来事が起きている。オバマ大統領の誕生、容疑者・酒井法子、そして下向きTHEダイヤモンドの休刊・・・。早く復活してほしい。

  


Posted by Tamo at 20:01Comments(0)酒と肴

2009年08月05日

いもねぎ(その2)

わびすけという定食屋は、烏丸今出川にある。道路を挟んだ向かい側には同志社大学があり、学生や教職員もよく利用する店だ。

世間の昼飯時から少し遅れた午後2時に、僕とカクさんは本物のいもねぎを確認しに行った。
「久しぶりだなぁ。お、相変わらず金魚がいるよ」
店の中央にある鉢を見ながらカクさんがはしゃいだ。
いもねぎ定食を2人前注文する。

「ここのコーヒーって結構うまいんだよ」
「そうですよね。ホットなら飲んだことあります」
僕はいもねぎを食べるよりも、コーヒーを飲むためにわびすけを利用した回数の方が多い。

あまり待つことなく、定食が出てきた。



「・・・・・・」
「・・・・・・」
二人とも沈黙した。
「やっぱ、お前が作ったのとだいぶ違うな」
「ええ、全然違いますね」
僕のはぐちゃぐちゃだった。本物はこんなに美しく作られていたのか。比較したらよく分かる。
(右の写真が我流のいもねぎ)

  
 

「肉って真ん中にあったんだ・・・」
そうしみじみ言われると、ほんのちょっとだが、自分が恥ずかしい失敗をしたような気持にさせられた。
「多分これフライパンひとつだけだと、うまくできないんですよ。うち、コンロ1個しかないんで・・・」
と変な言い訳が勝手に口から出た。いつかこんな風に作ってみたいものだ。

店の人が醤油とソースを持って来てくれた。
「昔ケチャップを出してくれたことがあったんだよな」
「そうなんですか?」
「うん。少しつけてみたら、えらいウェスタンな味がしてさ。いもねぎっていうよりも、何かファミレスのメニューを食ってる気分になった」

へえ、くらいしか言うことがなかった。
醤油とソースをそれぞれ使ってみて、いもねぎにかけるなら絶対醤油だと思った。別にケチャップをかけたいとは思わなかった。

「お前さ、ここのチューハイ飲んだことある?」
メニューを見ながらカクさんが聞いた。
「ありますよ。結構濃いめです」

そう言いながら、僕はあることを思い出していた。

前に、友達と一緒に昼から飲む計画を立てた。日曜日の12時に地下鉄今出川駅前で集合して、適当に店を選んで入り、酒一杯とアテ一品を頼んで、飲み終わったらまた次に行くというほろ酔いツアーだった。

当日、定休日なのになぜか営業していたわびすけに入り、僕はビールといもねぎを、友達はレモンチューハイといもねぎを注文して乾杯した。店の人は昼間から飲んでいる男二人を見て、少し呆れたような顔をしていた。

準備運動のつもりでチューハイを一口飲んだ友達が「うわっ、これキツっ」と言い、顔をしかめた。そんなに酒に対して弱くないが、特に強くもないヤツである。僕もどれどれと一口飲んで、確かに昼の一杯めにしてはきつ過ぎるなと思った。

結局、その友達はスタートから飛ばし過ぎたこともあり、ずいぶんと早くリタイアしてしまった。そして僕は残りの時間を、一人寂しく飲み歩いたのである。

「何だか楽しそうなことやってんな。どこ巡ったの?」

「わびすけの次は、今出川室町にある<おもの里>で酒と馬刺。その後地下鉄で丸太町に行って、夷川にある<グリル・デミ>でハンバーグをつまみにワインとか飲んで。少し休憩して、裏寺町にある<たつみ>に行ったんすけど、3時なのに混んでたんですよ。だから木屋町四条まで歩いてONZE11っていう店で飲んで、そこで友達は眠くなってリタイアです。そっから一人で木屋町三条の<一休>でホルモン串をアテに焼酎飲んで、その後は蛸薬師の<福市>で焼酎と魚。店を出てふらふらと五条まで歩いてアジェって焼肉屋の向かいにあるKAOってシェリーバーで飲んでました。そこで打ち止めです。KAOでつい寝ちゃったんですけど、店員さんが知り合いなんで店閉めるまで寝させてくれたんですよ」

「7軒か。まあまあだな」
「そうですね。10軒行きたかったんですけどね」

一回そういうのを平日にやってみてーなぁ、とカクさんは呟いた。





  


Posted by Tamo at 23:52Comments(0)酒と肴

2009年08月04日

いもねぎ(その1)

先輩のカクさんに「お前んちで飲もう」と言われて、そういう運びとあいなった。
「俺が酒持ってくから、テキトーにつまみ作ってくれ」
てなわけで、テキトーに作ることにした。
材料が安くて、簡単にできて、ボリュームがあって、酒の肴的で、味も悪くないものって、なーんだ?

そんな問いかけから導かれる答えは、ジャガイモ、玉ネギ、ひき肉、卵なんかを使用するアテである。僕はずいぶん前に食べた、今出川にある<わびすけ>という定食屋の看板メニューである<いもねぎ>を、記憶を頼りに再現することにした。

スーパーで買い物をして帰り、ごそごそと支度をしていたら、カクさんが到着した。

「早かったっすね。いもねぎ作ろうかなって」
「いいね。いもねぎって、久々に聞いたわ。でかい玉ネギだな」
「淡路産です」
「淡路産かぁ・・・。淡路産は目にしみるんだよな・・・」
「いや、どこの玉ネギもそうですよ」
「淡路のは特にそうなんだよ」

別に自分で作るわけじゃないクセに、文句の多い人だ。
カクさんがビールとかを冷蔵庫に入れている間、僕は材料の野菜を薄めに切って、先にミンチが焼かれているフライパンに投入した。自分なりのちょっとした工夫として、カレーパウダーを使ってみることにする。これならビールにも焼酎にも合うだろう。

材料を卵でとじて、出来上がり。

「お待たせです」
寝転がってマンガを読んでいたカクさんは「うぉう」と獣のような声をあげて、料理を見た。


「いもねぎ?」
「いもねぎです」
「・・・・・・こんなんだっけ?]
「こんなんっすよ。カレーパウダーで味を少し変えてますけど」
「・・・・・・・・・・・・。まあいっか。飲むべ食うべ」

さっきの長い沈黙、なに?

「記憶を頼りに作ったんでよく分からないんですけど、こんなんだったと思いますよ?まあ、確かに不細工ですけどね」

「うん。俺も実際のいもねぎがどんなんだったか、よく思い出せないんだよなー。わびすけに行ったの、かなり前だしな。・・・・・・うん、味はイケる」



「カレー入れたら、たいていの食い物はうまくなりますよね」
「そういうもんだよな」
カクさんが玉ネギをつまみながら言う。
「なあ知ってたか。いもねぎってのは、元々晩酌のアテとして作られたらしい」
「そうなんですか?」
「さあ。俺も人から聞いたから本当かどうかは知らんけど、そういう噂」

カクさんの話には、こういう信じていいのかどうか分からない小ネタが多い。

「まあ、経済的な食いもんだよな。おかずにするもよし、酒の肴にするもよし。元々はこういうジャンクな形状だったんじゃねえか?」

しかし、飲みながら会話をしているうちに実際のいもねぎがどうだったかという議論になった。
「もっと丸かったっけ?」
「ですね。玉ネギとかの野菜も、こんなにたくさんは使ってなかったような・・・」
「ジャガイモはこんなに細くないよな」
「ええ。ジャガイモは火を通しやすくするために小さく切りました」
気になって気になってしょうがなくなった二人は、結局次の日にわびすけに行って、ホンモノを確認することにした。



  


Posted by Tamo at 18:12Comments(0)酒と肴