2010年07月22日
辛ハヤシ
先日、夷川丸太町にあるグリルデミで、今まで食べたことのないものを食べた。
「キーワード<夏・合戦・武将>でなんかよろしく」とマスターのよりさんにオーダーしたら、スパイシーな香りを放つハヤシライスが出てきた。

なかなか辛い(僕は激辛好きなので、実際はそんなに辛いとは感じなかったけど、汗は出た)。しかもうまい。
「辛いハヤシって食べたことないでしょ」
「ないない。想像すらしたことない」
「辛い?」
「まあまあ」
・・・・・・。
あ。
そういや、よりさんは辛い物が大の苦手で、ちょっとした辛さでもダメダメなんだった。
「これ味見してないでしょ?」
「そんなことないよ」
嘘くせー。
「でもちょっとでしょ?」
「うん、そんな辛いもん食えるか」
そんなもん出したんですかアンタは(笑)
でも、すごく美味しかった。また作ってもらおう。
2010年06月30日
ひるまや
一乗寺にある老舗ラーメン屋、天天有。最近は昼の部も始めた。
昼の部は、ひるまや。いかにも昼のみの営業という名前だ。
夜は鶏で、昼は煮干か・・・。
Fish or chicken?
「今日はフィッシュでお願いします」と思い行ったのが、先日のこと。
入店前に外のボードから情報収集をする。煮干豚骨なんだとか。

カウンターには女性が2名座っていた。特製煮干らーめん(850)の食券を買う。

なかなか強い煮干風味。少し酸味のあるスープである。
具は海苔、なると、細竹、水菜、煮卵、ネギ少々。
そして、分厚いチャーシューが4枚。
この分厚さ、さすが特製だ。豚骨と魚、煮卵、分厚いチャーシューは、しゃかりき
の特製らーめんを連想させた。
あまり煮干ファンではないけど、おいしくいただけた。
次はつけ麺を食べたい。
昼の部は、ひるまや。いかにも昼のみの営業という名前だ。
夜は鶏で、昼は煮干か・・・。
Fish or chicken?
「今日はフィッシュでお願いします」と思い行ったのが、先日のこと。
入店前に外のボードから情報収集をする。煮干豚骨なんだとか。

カウンターには女性が2名座っていた。特製煮干らーめん(850)の食券を買う。

なかなか強い煮干風味。少し酸味のあるスープである。
具は海苔、なると、細竹、水菜、煮卵、ネギ少々。
そして、分厚いチャーシューが4枚。
この分厚さ、さすが特製だ。豚骨と魚、煮卵、分厚いチャーシューは、しゃかりき
の特製らーめんを連想させた。
あまり煮干ファンではないけど、おいしくいただけた。
次はつけ麺を食べたい。
2010年06月29日
2010年05月11日
徳島ラーメン東大
久々に京都駅の拉麺小路へ。気になったのは東大という徳島ラーメンの店。どうもラーメン界の東大を目指すとかでそんな名前にしたらしい。
並ラーメンは一杯500円という良心的な値段。ワンコインで食べられるのは嬉しい。しかも、東大は生卵がタダ(何個でも)という凄い店だった。脱帽。
味はコッテリ寄りだがくどくない。おいしい。当然卵を入れる。

幸せ。
並ラーメンは一杯500円という良心的な値段。ワンコインで食べられるのは嬉しい。しかも、東大は生卵がタダ(何個でも)という凄い店だった。脱帽。
味はコッテリ寄りだがくどくない。おいしい。当然卵を入れる。

幸せ。
2010年04月29日
2010年04月19日
2010年04月06日
2010年04月03日
2010年04月02日
心のつぶやき
京都府庁近くの横断歩道で信号が変わるのを待っていたら、反対側にいた見知らぬ男性がつかつかと歩いて来てこう言った。
「律儀に待たなくても。車来てないんだから」
僕は心の中で「そんなこと自分で決めるし。つーか、あんたダレだよ」とつぶやいた。
「律儀に待たなくても。車来てないんだから」
僕は心の中で「そんなこと自分で決めるし。つーか、あんたダレだよ」とつぶやいた。
2010年03月18日
センボンカリー
最近、今出川にセンボンカリーというカレー屋さんができた。
カウンターだけの小さくてきれいなお店である。2回お邪魔した。
牛スジを使ったメニューがある。僕は牛スジ大好きっ子なので、心がときめいた。
写真は牛スジライス(650円)に、さらにスジのトッピング(150円)をしたものである。

なんでも、最近テレビに取り上げられたらしく、その直後から牛スジのオーダーが入りまくったらしい。
おそるべし、テレビの力。
ここの牛スジはくさみがなく、たくさん食べても胃もたれしない素晴らしい一品である。カレーもおいしくて、飽きない味。同志社大学の近くにあり、学生の客も多い。
僕は想像する。ここの常連となった同志社生が、就職をして京都を離れ、5年後、10年後、思い出の味を求めてふらりとセンボンカリーの扉を開ける。昔食べていたメニューを注文し、一口食べて、「そうだよ、この味だよ」と思い出の味をしみじみとかみしめる。
そんな風に、記憶と舌にじんわりと残るような味わいのカレーが食べれるお店である。
ウェブサイト
http://www.senboncurry.com/
カウンターだけの小さくてきれいなお店である。2回お邪魔した。
牛スジを使ったメニューがある。僕は牛スジ大好きっ子なので、心がときめいた。
写真は牛スジライス(650円)に、さらにスジのトッピング(150円)をしたものである。

なんでも、最近テレビに取り上げられたらしく、その直後から牛スジのオーダーが入りまくったらしい。
おそるべし、テレビの力。
ここの牛スジはくさみがなく、たくさん食べても胃もたれしない素晴らしい一品である。カレーもおいしくて、飽きない味。同志社大学の近くにあり、学生の客も多い。
僕は想像する。ここの常連となった同志社生が、就職をして京都を離れ、5年後、10年後、思い出の味を求めてふらりとセンボンカリーの扉を開ける。昔食べていたメニューを注文し、一口食べて、「そうだよ、この味だよ」と思い出の味をしみじみとかみしめる。
そんな風に、記憶と舌にじんわりと残るような味わいのカレーが食べれるお店である。
ウェブサイト
http://www.senboncurry.com/
2010年03月15日
いの田という串焼屋で
出町柳商店街に、いの田という串焼屋がある。
何回か行った程度だが、酒の品揃えはなかなか良いし、焼き鳥などの味もおいしかったので、僕はいの田を良い店だと思っていた。
しかし、今日その評価を変えることがあった。
後輩の泉(オス、メガネ、アニメ好き)に誘われ、僕は久しぶりにいの田の暖簾をくぐった。
テーブル席に座ろうとしたら、無愛想な研修中のバイト君に「二人ならカウンターでお願いします」と言われたが、その程度なら全然構わない(その後すぐ別の店員が出てきて、「テーブルでも結構です」と慌てて言った)。
腹が立ったのは注文してからである。僕と泉はビールの大ジョッキを頼み、その後に焼鳥を4種類ずつ、合計8本注文した。
ビールをちびちび飲みながら、僕らは会話をしつつ、焼鳥を待った。
40分が経過した。
焼鳥は1本も来なかった。
40分である。
ビールは終わりかけていた。
いくら何でも遅すぎる。
しびれを切らして、焼鳥8本はどうなっているのかを店員の一人に聞いた。
すると、一気に客が入ったので、なかなか焼けなかったが、今準備していると言われた。
僕と泉が入った時、客は僕たち以外に4人いた。そして僕たちが注文した約15分後、新たに2人が、そして少しして1人が入ってきた。その間に、もともといた客が2人出て行った。
そんなにいっぺんに入ってないじゃないか。
しかも、その後に言われたこともどうかと思った。
「すぐにお出しできるメニューもございますが、何かお聞きしましょうか」
40分も待たされて、こっちとしては腹が立っているので一刻も早く店を出たいと思っていた。しかし、「今準備している」と言われて仕方なく座っていたのだ。そのような気分の時に「すぐ出せるものもあるので注文するか」と言われたら、その数倍腹が立つというものだ。
そこから待つこと10分近く、3回に分けて焼鳥が運ばれてきた。もうビールはとっくになくなっていて(軽く飲むだけのつもりだったので、この1杯と焼鳥だけで帰る予定だった)、新たに日本酒を注文した。
ひょっとしてこれは、ワンドリンク以上飲ませるための作戦だったのだろうか?充分ありうる話だ。そういう飲み屋があっても不思議ではない。
気分が悪かったので、以前はおいしいと思った焼鳥をまずく感じた。
僕をいの田に誘った泉は責任を感じたらしく、「本当にすみません、こんなに待たされるなんて…」となんべんも謝っていたが、もちろん彼のせいではない。
酒を飲み終り、ようやく店を出た時に大将が大声で実にいい挨拶をしてきた。普段なら絶対「ごちそうさまでした」と言うのだが、その罪悪感が全くなさそうな挨拶を聞いて返事をする気にもなれなかった。
久々にまずい酒を飲んだ。
何回か行った程度だが、酒の品揃えはなかなか良いし、焼き鳥などの味もおいしかったので、僕はいの田を良い店だと思っていた。
しかし、今日その評価を変えることがあった。
後輩の泉(オス、メガネ、アニメ好き)に誘われ、僕は久しぶりにいの田の暖簾をくぐった。
テーブル席に座ろうとしたら、無愛想な研修中のバイト君に「二人ならカウンターでお願いします」と言われたが、その程度なら全然構わない(その後すぐ別の店員が出てきて、「テーブルでも結構です」と慌てて言った)。
腹が立ったのは注文してからである。僕と泉はビールの大ジョッキを頼み、その後に焼鳥を4種類ずつ、合計8本注文した。
ビールをちびちび飲みながら、僕らは会話をしつつ、焼鳥を待った。
40分が経過した。
焼鳥は1本も来なかった。
40分である。
ビールは終わりかけていた。
いくら何でも遅すぎる。
しびれを切らして、焼鳥8本はどうなっているのかを店員の一人に聞いた。
すると、一気に客が入ったので、なかなか焼けなかったが、今準備していると言われた。
僕と泉が入った時、客は僕たち以外に4人いた。そして僕たちが注文した約15分後、新たに2人が、そして少しして1人が入ってきた。その間に、もともといた客が2人出て行った。
そんなにいっぺんに入ってないじゃないか。
しかも、その後に言われたこともどうかと思った。
「すぐにお出しできるメニューもございますが、何かお聞きしましょうか」
40分も待たされて、こっちとしては腹が立っているので一刻も早く店を出たいと思っていた。しかし、「今準備している」と言われて仕方なく座っていたのだ。そのような気分の時に「すぐ出せるものもあるので注文するか」と言われたら、その数倍腹が立つというものだ。
そこから待つこと10分近く、3回に分けて焼鳥が運ばれてきた。もうビールはとっくになくなっていて(軽く飲むだけのつもりだったので、この1杯と焼鳥だけで帰る予定だった)、新たに日本酒を注文した。
ひょっとしてこれは、ワンドリンク以上飲ませるための作戦だったのだろうか?充分ありうる話だ。そういう飲み屋があっても不思議ではない。
気分が悪かったので、以前はおいしいと思った焼鳥をまずく感じた。
僕をいの田に誘った泉は責任を感じたらしく、「本当にすみません、こんなに待たされるなんて…」となんべんも謝っていたが、もちろん彼のせいではない。
酒を飲み終り、ようやく店を出た時に大将が大声で実にいい挨拶をしてきた。普段なら絶対「ごちそうさまでした」と言うのだが、その罪悪感が全くなさそうな挨拶を聞いて返事をする気にもなれなかった。
久々にまずい酒を飲んだ。
2010年03月04日
犯人に告ぐ
先日、四条大宮にあるお気に入りの立ち呑み居酒屋「てら」で飲んでいた。店じまいの時間を過ぎていたので帰ろうと思い、てらの入っている新宿会館の通路にとめていた自転車を動かそうとした時、異変に気付いた。
後輪の空気が抜けていたのである。
「パンク?」と思ったがそうではなかった。タイヤの空気を保持するムシと呼ばれる部分がまるごとなくなっていたのだ。
誰かがねじねじと止め具を外さないとこんなことは起きない。
むくむくと芽生える殺意。僕の家は四条大宮からメチャクチャ遠いのである。どうやらこの度めでたく、自転車を我が家まで押して帰ることになったらしいので、ショックとか怒りとか、その辺の感情を何段階か気前よく省略して、すい〜っと殺意である。殺意に一名様をご案内である。これほど僕が置かれた状況にマッチする感情は見当たらなかった。
こんな時どうすればいいのだろう。車はパーツが盗まれても盗難扱いだ。チャリもそうなのだろうか。いやでもムシだしなあ。普通に耳の穴とかに収納できるサイズだし、警察は動いてくれないだろうな。それに、最近警察で嫌な思いをしたし…。
去年の11月、某マンガミュージアム横にある交番に、あることを相談しに行った。刑事と民事のギリギリのところっぽいビミョーなラインの問題で、もし民事なら警察以外の役所でどこが僕の抱えていた問題を取り扱っているかを聞きたかったのである。しかし、担当のお巡りさんは「104に電話すれば。104だよ、104」と104を繰り返したのであった。
何が104だよ、って思った。110番の存在意義をそこまで全力で否定しなくたっていいじゃないか。
以来、その警官のことはミスター104と呼んでいる。本当にお粗末な警察官がいたものだ。マンガミュージアムの隣にある交番に勤務しているから、対応のレベルも立地にふさわしい水準にしようと日夜努力しているのだろうか。そうだとしたら、随分といい線行ってるカンジだった。ミスター104はそういう所で律儀な性格なのかもしれない。これからもその調子で頑張ってくれ。
というようなことがあり、僕の警察に対する信頼は近年まれにみるくらい落ちている。
頑張ってチャリを押して帰った。おのれ、犯人のヤツ、見付けたらいけ造りにしてやりたい。
昨日、てらのご主人であるてらさんにその話をしたら、「僕もやられたことあるんですよ」とのこと。何でも二回やられたらしい。
「最近はないんですけど…」
もしかしたら犯人は会館の店の客かもしれない。もし犯人を見付けたら、もうそれこそ老若男女問わず、それなりにスジを通させてもらうつもりだ。
後輪の空気が抜けていたのである。
「パンク?」と思ったがそうではなかった。タイヤの空気を保持するムシと呼ばれる部分がまるごとなくなっていたのだ。
誰かがねじねじと止め具を外さないとこんなことは起きない。
むくむくと芽生える殺意。僕の家は四条大宮からメチャクチャ遠いのである。どうやらこの度めでたく、自転車を我が家まで押して帰ることになったらしいので、ショックとか怒りとか、その辺の感情を何段階か気前よく省略して、すい〜っと殺意である。殺意に一名様をご案内である。これほど僕が置かれた状況にマッチする感情は見当たらなかった。
こんな時どうすればいいのだろう。車はパーツが盗まれても盗難扱いだ。チャリもそうなのだろうか。いやでもムシだしなあ。普通に耳の穴とかに収納できるサイズだし、警察は動いてくれないだろうな。それに、最近警察で嫌な思いをしたし…。
去年の11月、某マンガミュージアム横にある交番に、あることを相談しに行った。刑事と民事のギリギリのところっぽいビミョーなラインの問題で、もし民事なら警察以外の役所でどこが僕の抱えていた問題を取り扱っているかを聞きたかったのである。しかし、担当のお巡りさんは「104に電話すれば。104だよ、104」と104を繰り返したのであった。
何が104だよ、って思った。110番の存在意義をそこまで全力で否定しなくたっていいじゃないか。
以来、その警官のことはミスター104と呼んでいる。本当にお粗末な警察官がいたものだ。マンガミュージアムの隣にある交番に勤務しているから、対応のレベルも立地にふさわしい水準にしようと日夜努力しているのだろうか。そうだとしたら、随分といい線行ってるカンジだった。ミスター104はそういう所で律儀な性格なのかもしれない。これからもその調子で頑張ってくれ。
というようなことがあり、僕の警察に対する信頼は近年まれにみるくらい落ちている。
頑張ってチャリを押して帰った。おのれ、犯人のヤツ、見付けたらいけ造りにしてやりたい。
昨日、てらのご主人であるてらさんにその話をしたら、「僕もやられたことあるんですよ」とのこと。何でも二回やられたらしい。
「最近はないんですけど…」
もしかしたら犯人は会館の店の客かもしれない。もし犯人を見付けたら、もうそれこそ老若男女問わず、それなりにスジを通させてもらうつもりだ。
2010年02月25日
あじと割引
書き忘れがひとつ。
河原町三条付近の「あじと」というラーメン屋は、28日まで割引券を持っている人に対して100円引きのサービスを行っています。
サービス券は行けばもらえます。ぜひ(勝手に)。
河原町三条付近の「あじと」というラーメン屋は、28日まで割引券を持っている人に対して100円引きのサービスを行っています。
サービス券は行けばもらえます。ぜひ(勝手に)。
2010年02月19日
2010年02月10日
あじと復活
河原町三条付近に「あじと」というラーメン屋があったのだが、それがしばらく休業状態だった
ことを2009年9月16日に書いた。そのあじとが、この度めでたく復活したのである。
再開は2月9日からで、たまたま前を通りかかったら開いていたのである。すごい偶然。

夜の8時半から翌朝5時半までの営業(ただし、スープがなくなり次第終了とのこと)。
特に飲み手にとっては嬉しい営業時間だ。
ことを2009年9月16日に書いた。そのあじとが、この度めでたく復活したのである。
再開は2月9日からで、たまたま前を通りかかったら開いていたのである。すごい偶然。

夜の8時半から翌朝5時半までの営業(ただし、スープがなくなり次第終了とのこと)。
特に飲み手にとっては嬉しい営業時間だ。
2010年02月06日
リニューアル
夷川丸太町にある洋食屋、グリルデミは改装工事をしていたが、2月1日から再び営業を始めた。
去年、マスターのよりさんから「今のままだと、料理中にお客さんの姿が見えないから、帰られる時に挨拶もできない。だからもっと見えやすいように改装する」と聞かされていて、どんな風になったのかとわくわくしなが行ったら、けっこう変わっていた。
まず、看板が違う。

なんだか、ずいぶんとシャープになった。よりさんが大好きな織田信長をイメージして、常連の書道家さんが書かれたそうだ。その流派は、文字の直線に特徴があるらしい(マスター談)。
ドアも変わっている。前よりスムーズに閉まり、閉じ切ったら「カチッ」という音がする。
一番大きな変化は中である。以前の調理場は構造的にいえば、デミの扉の隣に配置されていた。改装後はその調理場が、扉とは反対側につくられており、ガラス張りになっていた。よりさんからは客が見えるし、客からもよりさんが見える。そのようなつくりになっていた。今はレジが扉の近くにある。また、カウンターは以前より少し低くなり、随分と座りやすくなっていた。
営業時間にも変更があり、以前は10時までだったが今は9時半までである。
ただ、壁にあるエツザン先生の「ハンバーグ」という書はそのままだった。
2月の最初は同店の5周年記念期間で、ハヤシライス一杯500円というキャンペーンを、5日までやっていた。毎年食べている。当然今年も食べた。ご馳走様でした。
去年、マスターのよりさんから「今のままだと、料理中にお客さんの姿が見えないから、帰られる時に挨拶もできない。だからもっと見えやすいように改装する」と聞かされていて、どんな風になったのかとわくわくしなが行ったら、けっこう変わっていた。
まず、看板が違う。

なんだか、ずいぶんとシャープになった。よりさんが大好きな織田信長をイメージして、常連の書道家さんが書かれたそうだ。その流派は、文字の直線に特徴があるらしい(マスター談)。
ドアも変わっている。前よりスムーズに閉まり、閉じ切ったら「カチッ」という音がする。
一番大きな変化は中である。以前の調理場は構造的にいえば、デミの扉の隣に配置されていた。改装後はその調理場が、扉とは反対側につくられており、ガラス張りになっていた。よりさんからは客が見えるし、客からもよりさんが見える。そのようなつくりになっていた。今はレジが扉の近くにある。また、カウンターは以前より少し低くなり、随分と座りやすくなっていた。
営業時間にも変更があり、以前は10時までだったが今は9時半までである。
ただ、壁にあるエツザン先生の「ハンバーグ」という書はそのままだった。
2月の最初は同店の5周年記念期間で、ハヤシライス一杯500円というキャンペーンを、5日までやっていた。毎年食べている。当然今年も食べた。ご馳走様でした。
2010年01月31日
ISLAND PARLOR
これはISLAND PARLORという先斗町のバーについての、最初で最後の記事になるだろう。三条から先斗町に入り、少しいったところにあるエメラルド・ビルの4階(2階にはおいしいブラジル料理店がある)に入っていたお店だ。
朝の5時まで営業していた同店に、僕は時々立ち寄って、気分次第でギネスやラフロイグなんかを飲み分けていた。店にはカウンターとテーブル、そして川床を思わせる外の席(鴨川を見る事ができた)があり、雰囲気もよかった。
それが1月30日に閉店してしまったのである。
昨日行くと、最終日ということもあってか、大勢で賑わっていた。色んな時間帯の常連客が集中している感じで、店長のTさんは忙しそうにされていた。
明るい店長さんで、お話をするのが楽しかった。カウンターで眠ってしまった時も、店じまいの時間まで眠らせてくれたことがある(迷惑な客)。
ゆっくりご挨拶がしたかったが、バタバタされていたのでできなかった。残念である。
せめてここに、素敵なお店のひとつの記録を残しておこう。
先斗町にとあるバーがあった。ギネスからコアなウィスキーまで、色々な飲み物があり、鉄板焼きまでメニューにあった素敵な場所だった。店長さんは気持ちのいい挨拶と元気のいい接客で迎えてくれて、時として酔いつぶれてしまう僕みたいな迷惑な客にも優しくしてくれた。朝の5時までやっていて、僕のようなのんべえには、最後の砦だった。
いい店だった。
ISLAND PARLORに乾杯。
朝の5時まで営業していた同店に、僕は時々立ち寄って、気分次第でギネスやラフロイグなんかを飲み分けていた。店にはカウンターとテーブル、そして川床を思わせる外の席(鴨川を見る事ができた)があり、雰囲気もよかった。
それが1月30日に閉店してしまったのである。
昨日行くと、最終日ということもあってか、大勢で賑わっていた。色んな時間帯の常連客が集中している感じで、店長のTさんは忙しそうにされていた。
明るい店長さんで、お話をするのが楽しかった。カウンターで眠ってしまった時も、店じまいの時間まで眠らせてくれたことがある(迷惑な客)。
ゆっくりご挨拶がしたかったが、バタバタされていたのでできなかった。残念である。
せめてここに、素敵なお店のひとつの記録を残しておこう。
先斗町にとあるバーがあった。ギネスからコアなウィスキーまで、色々な飲み物があり、鉄板焼きまでメニューにあった素敵な場所だった。店長さんは気持ちのいい挨拶と元気のいい接客で迎えてくれて、時として酔いつぶれてしまう僕みたいな迷惑な客にも優しくしてくれた。朝の5時までやっていて、僕のようなのんべえには、最後の砦だった。
いい店だった。
ISLAND PARLORに乾杯。
2010年01月26日
幸せな組み合わせ

四条大宮の立ち飲み屋「てら」にて先週撮影。
日本酒と焼き鳥というのは、つくづく幸せな組み合わせだ。
この日のてらは珍しく空いていて、客が僕一人という時間もあった。

「静かやね」
とご主人のてらさんがぽつり。
僕はこういうガランとした店が好きなので楽しく飲んだが、当然てらさん
からすれば、もっと人が入った方がいいに決まっている。考えが100%
一致するのは難しいものだ。多分、客の中には、大勢で賑わっている
店内の方が好きな人もいるのだろう。これは店側が望んでいることと
一致している。これもまた日本酒と焼き鳥同様、幸せな組み合わせだ。
2010年01月01日
初日の出…逃す
京都とは関係ないけど、2010年の初日の出について。
というより、見れなかった話。
「時は今、日の出を見に行く、時間かな」と勢いよく出発したものの、スポットに行く途中、運転担当が道に迷ってしまい、初日の出を逃したのである。
ビルとビルの隙間から登る新年一発めの元気玉を、「あわわ、登るずら登るずら…あーあ、登っちまったずらよ」と慌ただしく車内から眺めた。ざんねん。
とりあえず、日の出スポットまでドライブして、もう白々とした景色を撮影した。

水が見れて嬉しかった。
というより、見れなかった話。
「時は今、日の出を見に行く、時間かな」と勢いよく出発したものの、スポットに行く途中、運転担当が道に迷ってしまい、初日の出を逃したのである。
ビルとビルの隙間から登る新年一発めの元気玉を、「あわわ、登るずら登るずら…あーあ、登っちまったずらよ」と慌ただしく車内から眺めた。ざんねん。
とりあえず、日の出スポットまでドライブして、もう白々とした景色を撮影した。

水が見れて嬉しかった。
Posted by Tamo at
09:00
│Comments(0)
2009年12月31日
年の終りに
2009年が終わる。例年のように、始まった時は果てのない日々のように思えたが、最後の一日になった今は急ぎ足で駆け抜けたように感じる。反省ばかりの一年だった。いいこともあった…気がする。
京都の片隅で過ごしたのはざっとはこんな一年だった。
僕は典型的な夜型生活を送った。だいたい毎日遅くまで(時として早くまで)仕事をした。酒と映画と本とB級グルメを友とし、散歩とラーメン屋巡りの楽しさを再確認した。
2009年の最初は、ひとつだけ自分の望む形で仕事ができた。ほんのちょっぴりだが、人に誇ってもいい仕事だった。
友達が結婚した。
綺麗な奥さんだった。友達の好みのタイプだった。性格もよい姉さん女房。来年、子供ができるらしい。
2008年に結婚した別の友人夫妻には、男の子が産まれた。ぷくぷくと丸い赤ちゃんで、最近ようやくパパになついたらしい。信頼の構築までずいぶんかかったようだが、それも笑い話だ。
お気に入りのラーメン店が閉店した。落ち込んだが立ち直った。
僕にとり数少ない大切な人のうち、一人との関係をたった。信じていたけど、とても裏切られた気持になったのだ。また、大きな犠牲もはらってしまった。相手にも言い分があっかもしれないが、もう知ることはできない。
今ではすれちがうことも叶わない相手だ。元気でいてほしいとは思う。けれど、言いたいことを色々と飲み込んでいたことに、一抹の後悔はある。
その人は、付き合いを維持できると考えていたらしいけれど、僕には無理だった。正直その人が許せなかったし、どことなくテクニックっぽい謝罪には悲しくなった。そんな状況で関係をある程度維持できると考えた相手の人間観をひどいと感じ、また羨ましくも思った。
ただ、元気でいてほしいという気持に偽りはない。
お気に入りの飲み屋が増えた。僕用の特別メニューもある。
しょっちゅうお邪魔している、四条大宮の立飲み居酒屋のてらで誕生日を祝った。3年連続である。もしかしたら来年も…?
少し仕事でしくじった。年明けに挽回できればと思う。
2010年はどんな年になるだろうか。
きっと毎日欠かさずコーヒーを飲むだろう。僕は相変わらず、大好きな居酒屋の決まったメニューを、テレビを眺めながら楽しむに違いない。見知らぬ人と話すのは苦手だから、きっと他人をよせつけない空気を放っている。
数年もかけたある仕事はうんざりするほど長い時を経て完成しているだろう。完成してくれなきゃ困る。この仕事に時間を割いてばかりいたため、僕は恋愛関係をひとつダメにしてしまった。意地でも完成させる。
友達の子供は初めて自分の両足でこの世界を歩くことだろう。パパとママをきちんと認識していることを、言葉で伝えられるほど成長するのだ。そして友達はそれをしみじみと報告してくれるに違いない。
大好きなレストランは改装され、マスターはほんの少し自分が理想とするサービスに近付くことができて嬉しく思うと同時に、いっそう努力をするだろう。
既に親友の結婚式のスピーチを頼まれてしまっている。そのため、僕は暴露話を含めた祝辞を2010年に送ることとなる。覚悟せよ。
ほとんど唯一の先輩と数ヵ月にいっぺん飲んで、いつもおいしいラーメンをチェックしていることだろう。ブックオフでしばしば立ち読みをして、休日は部屋でごろごろした後に缶コーヒーを片手に散歩に出かける。もしかしたら、2009年にあったように、行き付けの店の大将にその姿を目撃されるかもしれない。ウォーリーを探せ。
知らない人と意気投合するかもしれない。滅多にないが、二年に一度くらいはあることだ。言葉を交した瞬間、その人物をまるで昔から知っている気分になるのである。それはそれで楽しい。
いいことが続いてくれる一年であることを祈りたい。
これを読んでくれているあなたにとっても、来る年が素晴らしいものになりますように。
京都の片隅で過ごしたのはざっとはこんな一年だった。
僕は典型的な夜型生活を送った。だいたい毎日遅くまで(時として早くまで)仕事をした。酒と映画と本とB級グルメを友とし、散歩とラーメン屋巡りの楽しさを再確認した。
2009年の最初は、ひとつだけ自分の望む形で仕事ができた。ほんのちょっぴりだが、人に誇ってもいい仕事だった。
友達が結婚した。
綺麗な奥さんだった。友達の好みのタイプだった。性格もよい姉さん女房。来年、子供ができるらしい。
2008年に結婚した別の友人夫妻には、男の子が産まれた。ぷくぷくと丸い赤ちゃんで、最近ようやくパパになついたらしい。信頼の構築までずいぶんかかったようだが、それも笑い話だ。
お気に入りのラーメン店が閉店した。落ち込んだが立ち直った。
僕にとり数少ない大切な人のうち、一人との関係をたった。信じていたけど、とても裏切られた気持になったのだ。また、大きな犠牲もはらってしまった。相手にも言い分があっかもしれないが、もう知ることはできない。
今ではすれちがうことも叶わない相手だ。元気でいてほしいとは思う。けれど、言いたいことを色々と飲み込んでいたことに、一抹の後悔はある。
その人は、付き合いを維持できると考えていたらしいけれど、僕には無理だった。正直その人が許せなかったし、どことなくテクニックっぽい謝罪には悲しくなった。そんな状況で関係をある程度維持できると考えた相手の人間観をひどいと感じ、また羨ましくも思った。
ただ、元気でいてほしいという気持に偽りはない。
お気に入りの飲み屋が増えた。僕用の特別メニューもある。
しょっちゅうお邪魔している、四条大宮の立飲み居酒屋のてらで誕生日を祝った。3年連続である。もしかしたら来年も…?
少し仕事でしくじった。年明けに挽回できればと思う。
2010年はどんな年になるだろうか。
きっと毎日欠かさずコーヒーを飲むだろう。僕は相変わらず、大好きな居酒屋の決まったメニューを、テレビを眺めながら楽しむに違いない。見知らぬ人と話すのは苦手だから、きっと他人をよせつけない空気を放っている。
数年もかけたある仕事はうんざりするほど長い時を経て完成しているだろう。完成してくれなきゃ困る。この仕事に時間を割いてばかりいたため、僕は恋愛関係をひとつダメにしてしまった。意地でも完成させる。
友達の子供は初めて自分の両足でこの世界を歩くことだろう。パパとママをきちんと認識していることを、言葉で伝えられるほど成長するのだ。そして友達はそれをしみじみと報告してくれるに違いない。
大好きなレストランは改装され、マスターはほんの少し自分が理想とするサービスに近付くことができて嬉しく思うと同時に、いっそう努力をするだろう。
既に親友の結婚式のスピーチを頼まれてしまっている。そのため、僕は暴露話を含めた祝辞を2010年に送ることとなる。覚悟せよ。
ほとんど唯一の先輩と数ヵ月にいっぺん飲んで、いつもおいしいラーメンをチェックしていることだろう。ブックオフでしばしば立ち読みをして、休日は部屋でごろごろした後に缶コーヒーを片手に散歩に出かける。もしかしたら、2009年にあったように、行き付けの店の大将にその姿を目撃されるかもしれない。ウォーリーを探せ。
知らない人と意気投合するかもしれない。滅多にないが、二年に一度くらいはあることだ。言葉を交した瞬間、その人物をまるで昔から知っている気分になるのである。それはそれで楽しい。
いいことが続いてくれる一年であることを祈りたい。
これを読んでくれているあなたにとっても、来る年が素晴らしいものになりますように。