ちいふ

Tamo

2009年10月06日 20:51

すき焼きラーメンという名前のラーメンが京都にはある。
押小路御池にある、ちいふというお店の看板メニューである。二条城の近くなので、分かりやすい。赤提灯が目印。今日は焼豚麺(800円)を注文した。

ここでは、生卵が一個無料で付く。それを小鉢の中に割り、特製のタレを好みに応じてたらし、よくまぜる。そして、それに麺や具を絡めて食べるというスタイルである。わざわざ「すき焼ラーメン」と注文せずとも、全てそのように食べれるのでご心配なく。

ラーメンはそのままだと、鶏がらベースのオーソドックスな醤油味である。スープは一見濃そうだが、あっさりしている。大学生の頃からちょくちょく寄っているお店だ。この素朴で飽きない味がいい。

よくメディアでも取り上げられる店で、以前オセロが司会をする番組にも出ていた。その回は変り種ラーメンが集まっており、店主がそれぞれ自分の一品をアピールして、ゲストの畑山則之に食べたいと思わせたラーメンが優勝という企画だった。

結局、イカ墨ラーメンに優勝を持って行かれたものの、ちいふの大将である高田さんは他の誰よりもテンションが高く、自己アピールにおける「畑山さ~んッ!」というはじけっぷりは文句なしの一位だった。

それはオセロや畑山を苦笑させ、コメントに困らせるほどであった・・・・・・。

高田さんは客が話をふると会話に乗ってくれる人ではあるが、穏やかでおっとりとした人という印象しかなかったので、僕にはそのはじけっぷりがとても意外だった。こんな一面があったのかと笑ってしまったのを覚えている。

今日行ったらずいぶんと物静かで、まったりとしたトーンで会話した。一度だけでもいいから、テンションの高い高田さんを生で見てみたいものだ。

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