京つう

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2009年09月03日

松の家

松の家今日の昼食はガッツリ系だった。後輩の泉(オス、メガネ、アニメ好き)と、同志社大学今出川キャンパスの近くにある松の家というお店に向かう。時々利用するのだが、最近は来ていなかった。どれくらいぶりだろうか・・・。半年くらいかもしれない。

かっこいい暖簾である。うどんと生そばと書いてあるが、丼ものや定食もすごい。僕は大学時代に空手サークルに所属していたのだが、そこの先輩にこんなことを言われた。


「松の家で丼ものの大盛りを頼んだら、ハンパねえ量が出てくるぞ。カレー丼がうまいんだけど、俺一回、腹がそんなに減ってねえのに大盛り頼んだらノックアウトされた。ありゃあ箸じゃなくてスプーンで食うもんだな。んで、食うっていうよりは、掘るんだよ。ひたすら掘るんだよ。その感覚が一番しっくり来るな」

この店に来るたびに、その時の会話を思い出す。とても面白く、ある意味豪快な先輩だった。空手の試合の直前に「痛み止めだ」とか言いながら、日本酒を飲むような人だった。よく怒られなかったもんだなと思う。空手は立ち技なのに、練習中によく関節技もかけられた。いい思い出だ。お元気にされているのだろうか。

松の家松の家はメニューの品揃えが多く、決めるのにいつも時間がかかってしまう。どれもおいしそうに見えてしまうのだ。

食べた事のないものをと思い、天肉とじ丼(880円)を注文する。泉はカツ丼を頼んだ。
「大盛りは200円増しなんですね。どうしますか?」と泉が聞いてくるので、僕は昔先輩に言われた「掘るんだよ。ひたすら掘るんだよ」という話をしてやった。ただ、200円払うと1000円を超えてしまうのでやめておいた。


焼肉屋に行くと、天肉というお品書きがある。僕はてっきり天肉とじ丼をその肉を使った「一種の焼肉丼で、それを玉子でとじている」ものだと思い込んでいたのだが、出てきたものはだいぶ違った。

大きなエビ天と牛肉を玉子でとじた一品である。
「予想とまったく違うなぁ・・・」という感想を持つが、おいしそう。

エビ天はずっしりと重く、食べごたえがあった。玉子と牛肉の味付けも好みである。並でもそこそこの量があり、僕は例の先輩の「掘るんだよ。ひたすら掘るんだよ」という声を思い出しながら、箸でご飯をかきこんだ。

食べ終わる頃に、男性が一人入ってきて、間髪入れずに「魚フライ定食っ!」と大声で言って席についた。僕のようにメニュー選びで悩む客もいれば、こんなキレのいい客もいるんだなと思わず吹き出してしまった。





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Posted by Tamo at 00:55│Comments(0)グルメ
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