京つう

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Posted by 京つう運営事務局 at

2009年08月16日

男道場

大文字焼きを見た後に少し腹が減ったので、ラーメンを食べに一乗寺に向かった。

夢を語れには電気がついていたものの、営業していない様子。鶴はしは点灯看板が出ておらず、どうも休みっぽい。天天有の前には長い列がある。あきひでの前にも順番待ちの人が…。


で、あきひでから少し東に行くと、最近できた男道場という店の大きな提灯が赤く光っていた。今宵はここにしよう。

店の前のベンチには男子学生風の4人グループが座っていたが、外から見ると店内の席にはかなり空きがあるようだった。

このグループは並んでいるのだろうか?それとも既に食べ終わっていて、中にいる誰かが出てくるのを待っているのだろうか?

「お兄さん方は並んではるの?」と一番近くにいるバスケのユニフォーム風のカッコをした兄ちゃんにエセ京都弁で聞いてみた。



「はい。あ、でも一人なら行けると思います…」
「微妙だけど行けそうだよな」と別の一人も参加した。

そんな風に、親切な方々に順番を譲ってもらったのだ。えらいすんません。「お先に」と店の扉を開ける。すると店長らしいガタイのいい人が「あ、すんません、外に4人さんが待ってはるんで…」と言うので、「先に入れてもらったんです」と事情を話した。それならどうぞと、厨房に背を向けて座る席の端っこに案内された。

目の前には「初段」だとか「師範代」だとか書かれた、段位表がある。柔道の道場みたいだ。ラーメンを食べるとお札がもらえて、その枚数により段が決まるらしい。

BGMには長渕剛や気志団の歌がかかっていて、この店の目指す方向性を一層理解しやすくしていた。

色々なラーメン系のブログを読んでいたら、ここは昼間はすごく威勢のいい接客で、ラーメンが出てくるまでは水菜キムチをサービスしてくれるらしい。あと、ラーメンを食べている間に「男気注入(すりゴマ)」というイベントもあるとか。

まるである種のアトラクションのような、体験型ラーメン店だ。

チャーシュー多目のものが食べたかったので、焼豚らーめん(750)を注文した。

麺の固さ、ネギの多さ、脂の量を好みで調節できる。ネギ多目にしたら、小皿に入れて持って来てくれた。
しかし、夜だから品切だったのか、水菜キムチは出してもらえなかった。あと、基本の〈男気らーめん〉を注文しなかったためか、あるいは店の人が忙しかったからか、男気注入イベントもなかった。残念だ。

こういう〈イベント体験型ラーメン店〉で、イベントがなかったり不発に終わったりするのは今回が初めてではない。

何年か前に、丸太町知恵光院にある、めん馬鹿一代という店に行った。このラーメン屋のウリはネギラーメンである。少々危険なので、カウンターでしか食べられない。ネギたっぷりのラーメンに熱々の油をかけて、どんぶりから火柱を上げるのだ。テレビの取材もあり、人気の一品である。



しかし、その日は油が足りなかったのか、火柱どころか弱火も上がらず、ジュワ〜という音とともに煙だけがモウモウと天井に上がって消えた。

一緒に行った友人は「あれ?不発?」と言ったが、店員はさも煙しか出ないのが当たり前みたいな顔をして、そそくさと厨房に戻った。正直「それはないだろう」と思ったものだ。それでしっかりと1000円近く取られた。苦い思い出だ。

それはさて置き、男道場のラーメンは想像より遥かにアッサリしていた。つい名前から、天下一品×30くらいのコッテリ度を予想していただけに意表をつかれたが、なかなか美味しいラーメンだった。

次は昼に来て、本当の男道場的体験をしたいものだ。そういえば、お札ももらえなかった。男気が足りなかったのかな…。  


Posted by Tamo at 23:43Comments(0)ラーメン

2009年08月16日

大文字

アパートの屋上から大文字を見た。

安い部屋で不便も多いが、これを見ることができるので契約を決意したのだ。

こういう文化的オマケは魅力的である。

前は他の送り火も見れたのだが、新しい建物ができて見れなくなった。残念なことだ。  


Posted by Tamo at 21:06Comments(0)京都の日々